シーズン終盤の春雪「ガーラ湯沢スキー場」での大失敗、いざ、すべりだしたら…

ガーラ湯沢  春雪での大失敗 失敗談

こんにちは、スノーボード歴28年の一児の父親の煌パパです。

スノーボードをはじめたころは「うまくすべれるようになりたい」と必死になり、段々と上手にすべれるようになると「板のすべり」が気になってきます。

28年間、わたしもスノーボードをしていますが「板のすべり」を気にするようになってから、学んだことを書いていきます。

シーズン終盤の春の時期に「ガーラ湯沢スキー場」にすべりに行ったときのことを書きます。

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3月下旬のシーズン終盤に「ガーラ湯沢スキー場」へ

春のスキー場

3月下旬のシーズン終盤に「ガーラ湯沢スキー場」へやってきました。

3月下旬のシーズン終盤になると、越後湯沢町の道路には積雪もなく、車も走りやすくなり、雪による渋滞等も発生することなく、週末でも関越自動車道は比較的、車の流れも順調になります。

朝5時半ごろに家を出て車を走らせること、途中の渋滞に巻き込まれることなく順調に走り続け、およそ2時間半、8時ごろ、「ガーラ湯沢スキー場」の駐車場に到着しました。

天気は曇が多めながらも時より、陽ざしが差す、まずまずの天気でした。

到着後、直ぐに車中でコンビニで買った朝食を済ませて、滑る準備をしました。

滑る準備を終えて、車から降ろし、徒歩でゴンドラ乗り場に向かい、リフト券を購入して、ゴンドラで山麓駅から山頂駅へ向かいました。

山頂駅に到着し、準備体操をして、リフトに乗り、頂上へ向かいました。

いざ、すべりだしたら…?

春のゲレンデ「あれ、すべりが悪い、板が雪に引っかかる、なんでこんなにすべりが悪いんだ?」

そうです。板のすべりがもの凄く悪いのです。

スピードが出なく、うまく滑れている感じもしません。

板が雪に引っかかるので、減速もしてしまいます。

春雪の雪質の特徴と板に塗ったワックス切れが原因です。

次の瞬間、

「このままでは、今日は一日、楽しく滑ることができない、どうすればいいんだ?」

「果たして今日は滑り続けることができるのか?、それとも、すべるのは諦めて、越後湯沢の街を観光でもしなければならないのか?」

と頭の中では考えながら、段々とテンションも下がり気味になっていきました。

「板のすべりをよくして、快適に滑りたい、どうしらいいんだ?」

と、焦りながら必死で考えました。

少し考えた次の瞬間、

「あ、そうだ、山頂駅にあるショップで、アイロン不要のワックスを購入して、塗り直せばいいんだ!」

「もしくは、山麓駅まで戻って、レンタルショップで、板のみをレンタルすればいいんだ!」

と気付くことができ、焦りの気持ちから、落ち着きの気持ちに戻ることができました。

「板をレンタルするより、ワックスを購入して塗り直した方が安く済みそうだ、ショップでワックスの購入をしよう!」

山頂駅のあるショップへ、すべりの悪い板をすべらせました。

すべりにくく、爽快にすべることができないながらも、ショップに到着し、アイロン不要のワックスを買って、塗り直しました。

塗り直し後に、再びリフトに乗り、頂上へ向かいました。

再び頂上から、すべり出し、爽快にすべることができました。

ワックスが効いている板ですべることは、改めて、大切だと始めて気づく出来事でした。

春雪「ガーラ湯沢スキー場」で始めて失敗して学んだこと

今回、春の雪質が原因で板の滑りが悪くなり、まなべたことが3つありました。

  1. ワックスの正しい役割
  2. 春雪の雪質の特徴
  3. 春雪ですべる際のワックスの選び方

ワックスはスキーやスノーボードをするには必需品だと思われている方がほとんどだと思いますが、ワックスをなぜ塗った方がいいのか、次の様な理由から分からない方も多いです。

  • 「塗っても塗らなくても一緒・・・」
  • 「塗る意味がわからない?」
  • 「そんなにスピード出さないから・・・」

などなど、私の友人からも聞いたことがあります。

では、塗った場合のメリットと塗らなかった場合のデメリットは次の通りになります。

【塗った場合のメリット】

  • 滑走性が良くなる
  • 上達の手助けになる
  • 板の最大限の機能、能力を引き出せる
  • 板を長持ちさせる

【塗らなかった場合のデメリット】

  • 滑走性が悪くなる
  • 上達の妨げになる
  • 板の寿命が短くなる

次にワックスの種類は3種類あります。

  • 簡易ワックス・・・スプレータイプワックスのことで、スプレーの先がスポンジになっており滑走面に押し当てるとスポンジを伝わってワックスが染み出てくるタイプのワックスです。
  • ホットワックス・・・固形のワックスを専用アイロンで溶かし、滑走面に浸透させながらワックスを塗る方法です。
  • 固形ワックスの生塗り・・・ホットワックスに使う固形のワックスの直塗り、生塗りもやり方としてはありますが、 正直、やらないよりマシと考えていただいた方がいいと思います

なぜ、わたしの板はすべりが悪かったのでしょうか?

一週間前にすべりに行き、その前にホットワックスをしていました。

「一回滑った位なら、まだすべりに影響しないだろう?」

「塗り直す必要はないな!」

と考え、ホットワックスの塗り直しをしなかったことが原因でした。

これまでは、すべりに行く前は必ず、毎回ホットワックスをしていましたが、この時はたまたま、時間が取れなく、ホットワックスをせずにすべることになってしまいました。

そしたら、案の定、このような経験しました。

春雪では、次のような特徴があるので、ワックスの効き目が一日すべった後には無くなっている場合があります。

  • 溶けた雪で、全体の湿り気がおおくなりシャバシャバした雪が広がっている
  • スノボ板のソールが雪をはじけなくなり、走りにくくなる
  • 溶けた雪の中には黄砂、砂、葉、油分、ワックスのカス、花粉、様々なものが混じっている。
  • 溶けた雪に混じった様々なものがスノボ板の摩擦となり走行を阻害する。
  • 水分を強くしっかりはじく『フッ素』を配合したワックスを塗ることで対策が可能

この経験から、毎回すべりに行くときは、ホットワックスをするようになりました。

また、春雪用・暖かい季節用のワックスも各メーカーから出ています。

特に春雪時は、雪質の特徴、すべる日のスキー場の天気や雪の表面温度を予想するため、ワックスの選択が難しい場合がありますので注意が必要です。

正しいワックスの知識を習得して、選択して、楽しいスノーボードライフを満喫しましょう!

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