こんにちは、スノーボード歴28年の一児の父親の煌パパです。
スノーボードをしていると、いろいろな人と出会います。
わたしも28年間、スノーボードをしていますが、多くの人と出会い、成長したことについて、書いていきます。
わたしのスノーボードレベルが、初心者を卒業して、ターンをしても転ばなくなってきた頃、「ハンターマウンテン塩原スキー場」に滑りに行った時のことを書きます。
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2月初旬の晴れた早朝「ハンターマウンテン塩原スキー場」へ
2月初旬の晴れた早朝、家を出ておよそ2時間、「ハンターマウンテン塩原スキー場」に無事に到着しました。
到着すると、ゴンドラやリフトも動き出し、滑り出す人が増え始めていました。
「今日はどんな一日になるかな?」
とワクワクしながら、滑りたい気持ちを抑え、まずは車中で来る途中にコンビニで購入したおにぎりとパンを急いで食べました。
食べ終えて、車中でウェアに着替え、ブーツに足を通し、一通りの準備を終え、板を車から降ろし、徒歩でセンターハウスに向かいました。
センターハウスに到着して、リフト券を購入して、準備体操をして、滑り始めました。
滑りに行った時のいつもの日課
ゲレンデ内には、転んで倒れている人を見かけます。
連れが見あたらない転んで倒れている人には「大丈夫ですか?」と声を掛けていました。
見知らぬ、転んで倒れている人に、声掛けをするのは、けっこう勇気が必要なことです。
「人を助けることの大切さ」を知った出来事が、あったキッカケで、声掛けはスムーズにできていまいた。
そう、これから書く出来事に出会ったことがキッカケで…
今でも鮮明に覚えています。
ハズレの声掛け
これから書く出来事を経験するまでは
「大丈夫ですか?」
と転んで倒れている人に、声掛けをするのは「女性」のみ。
それも一緒に滑りたいという「ナンパが目的」で声を掛けていました。
その日も「転んで倒れている女性はいないかな?」と思いながら、滑っていました。
すると、転んで倒れている女性を前方に発見!
「ウェアは今風の流行のいい感じ!」
「どんな可愛い子なのかな?」
一気に気持ちも高まりました。
「大丈夫ですか?」
と声を掛けました。
しかし、その女性の顔を見た瞬間
「えっ、何だ、ハズレかよ!」
と心の中では叫んでいました。
その女性は、最新の若い女性が着るウエアを着ていましたが、その中身はいい歳いった、お姉さんでした。
言えば、私が一緒に滑りたい「若い女性」ではなかったのです。
「がんばってくださいね!」
と声を掛けて、その場から離れて、滑り始めようとしました。
声を掛けて、実際に起きていたことは..?
次の瞬間
「足を捻って動けなくて痛いの。」
と困った様子で、そのお姉さんは、わたしに言ってきました。
よくよく見るとそのお姉さん「本当にケガをしている人」でした。
「仕方ないなぁ。」
と思いながら、近づいってみると、本当にケガをしているようで、痛がっていました。
実は、わたしも初心者のころ、足を捻って動けなくなって、助けて貰ったことがあるのです。
その時のことを思い出しました。
「どこを捻って動けなくなってしまいましたか?」
「足やっちゃう人、多いんですよね。」
「でも、もう大丈夫ですよ。」
「パトロール隊に救助を要請してきますから、少し待っていてくださいね。」
と言い残し、パトロールセンターへ向けて滑り出しました。
パトロールセンターへ到着し、隊員に救助をする人のいる場所と特徴を伝え、要請をしました。
その後、そのお姉さんの元に戻ることなく、再び会うことはなく、感謝されることもありませんでした。
救助を依頼後、リフトに乗り、頂上に着いて、目の前に広がる白銀の世界を見渡した時に、なぜか、とても清々しい気分になっていました。
同時にさっきのお姉さんの痛がる顔が浮かんできて、気づいたことがありました。
「人助けっていいもんだなぁ!」と
これからは「ナンパをする目的」を控えめにして「人助けをする目的」もしていこうと思いました。
まさか、スノーボードから、「人助けの大切さ」を学ぶとは思ってもみませんでした。
いろんな意味を含めて、その日は、私の今後のスノーボードライフを大きく変え、忘れることのできない一日となりました。
「ハンターマウンテン塩原スキー場」でケガ人を助け、学んだこと
今回、本当にケガをしている人に声掛けをして、まなべたことが1つありました。
・困っている人を助けることの大切さ
スノーボードは一歩間違えば、大事故となり、死に至る場合があります。
というのも、ゲレンデ内で滑っているスノボーダー、スキーヤーがたちまち、衝突をすれば、大事故を引き起こし、一歩間違えば、死に至る場合があるからです。
この出来事に出会うまでは、声を掛けて、本当にケガをしている人に、遭遇したことがありませんでした。
実際にいざ、ケガをしている人に遭遇をして、困っている人を助けて、
「困っている人を助けることの大切さ」
を学びました。
それからは、若い女性に声を掛けるだけでなく、連れの見あたらない転んで倒れている人には
「大丈夫ですか?」
と声を掛けて、その人が本当にケガをしていないか確認をするようになりました。
スノーボードで人を助けることを学びました。
ケガをすることなく、楽しく滑って、我が家に帰れることが、大切なことです。
正しい滑り方を習得して、無理することなく、楽しいスノーボードライフを送りましょう!
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