こんにちは、スノーボード歴28年の一児の父親の煌パパです。
世の中には日々、知らぬ間に使っている用語が沢山あると思います。
28年間スノーボードをわたしはしていますが、スノーボードにまつわる用語で起きた出来事について書いていきます。
わたしがスノーボードを始めて、3シーズン目に入り、教えることも徐々にできるようになってきたころ、職場の同僚の男友達のTくんと女友達のSさんとYさんの計4人で「ノルン水上スキー場」に滑りに行った時のことを書きます。
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何気ない会話で盛り上がる「車内」
2月中旬の薄暗く冷えこんだ早朝、道具を積み、家を出て、職場の駐車場に向かいました。
職場の駐車場に到着した時には、同僚の男友達のTくんと女友達のSさんとYさんは既に到着していました。
3人の道具を車に積み込み、「ノルン水上スキー場」へ車を走らせていました。
何気のない会話を4人で楽しんでいました。
「今日はちゃんと教えてね!」
SさんとYさんが発しました。
「任せておけよ!」
とわたしとTくんが発しました。
わたしは、YさんとSさんとは、一緒に滑ったことが無かったから、二人がどれくらい滑れるのか確認をしたく
「どれくらい滑れるの?」
とわたしは二人に聞きました。
「わたしは、斜面が緩やかな場所では普通にターンをして滑ることはできるんだけど、斜面が急になるとターンが上手くできなくて悩んでいるの!」
とSさん。
「わたしは、まだ始めてそんなに回数行っていないから、滑れることは滑れるけど、ターンが上手くできなくて困っているの!」
とYさん。
二人の話を聞いて、
Sさんは
「そこそこ滑れるのかな?」
Yさんは
「基礎ができているか確認をする必要がありそうかな?」
とわたしなりに運転しながら、考えていました。
まさかの一言が…
「ねえ、今日はドラフトターンをマスターしたいんだけど、マスターできるかな?」
とYさんが言ってきました。
「ドラフトターン・・・?」
わたしは心の中で、凄そうなターンだなと思いながら、
「ねえ、ドラフトターンってどんなターンなの?」
何か他のターンと、間違えているのではないかと、確認したく、わたしは聞いてみました。
「ドラフトターンは板をスライドさせて滑るターンのことだよ!」
とYさんは答えました.
「あれ、それって、ドラフトターンではなくて、ドリフトターンと違うの?」
とTくんが聞くと、
「え、それって、ドリフトターンって言うんだ?」
とYさんは慌てた様子で顔を真っ赤にして、言いました。
「そんな真っ赤な顔することなんてないよ!」
「人間は誰しも完璧な人なんていないんだから、間違ったことで一々、気にしていたら、きりがないよ!」
「俺なんて、昔、汚名返上(おめいへんじょう)のこと、汚名挽回(おめいばんかい)と言っていたことがあって、物凄く恥を欠いたことがあるからね」
「あの時はめちゃくちゃ恥ずかしかったけど、今ではいい笑い話になっているよ」
「だから気にすることないよ」
とTくんが発していました。
わたしもそう思いました、多分Sさんもそう思っていることでしょう。
「気にすることないよ」
わたしとSさんもと同調しました。
その後、車内は和やかな雰囲気になり、他愛もない会話をしながら、無事に「ノルン水上スキー場」に到着しました。
一日、和やかにスノーボードを満喫して、Yさんはその日に「ドリフトターン」をマスターすることができました。
Yさんの失敗から学んだこと
今回、Yさんが間違えた発言をしたことによって、まなべたことが3つありました。
- 人は誰しも完璧な人はいない
- 他人への思いやりが大切
- 他人が間違った発言をした時の対応方法の大切さ
人は完璧でないから間違いが起きるし、間違った発言もします。
間違ったことに対して、周りの人々がどう思って、どう答えるかが、大変重要となります。
Tくんは過去に間違った失敗で、恥ずかしい思いをしていたから、Yさんに対して思いやりを持て、
「気にするな!」
と言えて、過去の恥ずかしい話をYさんに話せて、その日はスノーボードを楽しくすることができたのだと思います。
もしTくんが、Yさんを馬鹿にしていたり、けなしたりしていたら、どうなっていたのでしょうか?
想像してみてください。
TくんとYさんの関係は悪化してしまい、もしかしたら、その日はスノーボードを楽しめなかったかもしれません。
相手を思いやれるか、思いやれないか。
関係も今まで以上に良好になれるか、悪化してしまうか。
他人の間違った発言を聞いた際に、周りの人々がどう思って、どう答えるかで、その後の展開は180度変ってしまいます。
私はこのことをきっかけにして、他人が間違った発言をした時は、馬鹿にしたり、けなしたり、しないようにしようと、思いました。
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